内視鏡検査のすすめ

近年わが国では、大腸ガンの患者数が急増しています。胃ガン、大腸ガンともに早期の段階では無症状です。二親等以内の身内に大腸ガンになった方がいる場合には40歳になったら、それ以外の方でも50歳になったら定期的な大腸内視鏡検査を行いましょう。便潜血反応が陰性であっても、大腸ポリープや大腸ガンの存在を完全に否定することはできません。是非、少しの勇気を持って当院にご来院ください。

医療費の面から考えても、大腸ガンは進行ガンになってしまうと治療に大変なお金がかかりますが、早めに見つけてポリープの状態の時に取ってしまえば、わずか数万円で済みます。さまざまな面から見て、内視鏡検査はとても有益です。検査を受けたことがない方もぜひ一度、お問い合わせいただき、検査に足を運んでみてください。

日本の最新がん統計まとめ

(国立がん研究センターより)

2018年の死亡数が多い部位は順に
1位2位3位4位5位
男性大腸すい臓肝臓
女性大腸すい臓乳房
男女計大腸乳房前立腺

元データ:国立がん研究センター 最新がん統計より

2017年の罹患数が多い部位は順に
1位2位3位4位5位
男性前立腺大腸肝臓
女性乳房大腸子宮
男女計大腸乳房前立腺

元データ:国立がん研究センター 最新がん統計より

  • 男性では、40歳以上で消化器系のがん(胃、大腸、肝臓)の死亡が多くを占めるが、70歳代以上ではその割合はやや減少し、肺がんと前立腺がんの割合が増加する。
  • 女性では、40歳代では乳がん、子宮がん、卵巣がんの死亡が多くを占めるが、高齢になるほどその割合は減少し、消化器系(胃、大腸、肝臓)と肺がんの割合が増加する。